おはようございます!!
今日は投資の基本に立ち返り、初心者にもでき、理論的には最強だと言われるインデックス投資の魅力と難点について語ります。インデックス投資は私のメインの投資手法なので、ぜひ読んでいただければと思います。
それではどうぞ!!
最初にインデックス投資について復習
インデックス投資とは、ある指数(日経平均、米国S&P500など)に連動するように運用するファンド(投資信託やETF)に投資していく手法です。
将来的に成長するであろうと考えるインデックスに連動するファンドを購入して、値上がりを待って売却するというシンプルな投資方法です。
よくインデックス投資の対象として適していると評価をされているのは、米国株式(世界1の経済大国であり、覇権国家)と世界株式(仮にアメリカが没落しても全世界としては経済成長をし続ける想定)のインデックスファンドです。
インデックスについてはこちらの記事を参照してください。
インデックス投資の魅力
ここからはインデックス投資の魅力を語ります。
インデックスさえ間違えなければ、長期的には高確率で勝てる
インデックス投資ではどのインデックスを選択するかがものすごく大事です。これだけで投資成績の7~8割は決まると言っていいです。長期間で見て右肩上がりの米国株式指数S&P500と、バブル時のピークを未だ超えられない日経平均とでは、どちらインデックスでの投資成績が高いかは火を見るよりも明らかです。
インデックス投資で最も大事なのは、将来的に上がっているであろうインデックスに連動するファンドに投資することです。私は世界株式>米国株式>先進国株式(米国含む)の順番でインデックスを選定することをおススメします。これらは長期的に見て右肩上がりだと予想できるからです。逆に新興国株式、日本株式、日本+欧州株式はおススメしません。
長期的に見て値上がりしているであろうファンドに投資するので、将来的には高確率で勝てると考えられます。
最も簡単で手間もかからない投資方法
イデックス投資は、インデックスに連動しているファンドを安く買い付けて、長期間保有し、値上がり後に高く売るだけの投資法です。個別株の投資と異なり銘柄分析などが必要なく、分散も効いているので、基本的にやることはほとんどありません。
それでいて、リターンは上述した正しいインデックスを選定すれば平均で年5~7%のリターンが期待できます。これだけの成績が出る投資方法の中で最も簡単なのがインデックス投資だと私は思います。
リターンは大部分のプロ以上に高い
米国株式インデックスに連動するファンドを保有しているだけで、平均して年5~7%のリターンを得ることができています。これは、大半のプロの投資家以上の運用成績だと言われています。
ちなみに、投資の神様と呼ばれるウォーレン・バフェット氏の平均リターンは年22%らしいので桁違いです。
インデックス投資の難点
ここでは信託報酬(ETFなら経費率)がかかるのは当たり前だという前提で他の難点を書きます。
つまらない
簡単で楽なのの裏返しになりますが、やることが無くてつまらない。そして、つまらないので色々とアセットアロケーションやポートフォリオをいじりたくなってしまうことがあります。投資はいじるほど(売買を繰り返すほど)リターンは下がるものなので、事ある毎にポートフォリオをいじりたくなるのは難点ですね。
余談ですが、投資成績が最も高い人の特徴は『亡くなっている人』だそうです。いかにポートフォリオをちょこちょこいじるのが良くないのか分かりますよね。
投資信託の場合、分配金が出ないので投資の喜びを得にくい
この項目は投資信託のみで該当します(ETFではインデックス投資でも分配金が出る)。インデックス投資でまともな投資信託は分配金を出ません。
普通分配金(ファンド内の利益から出す純粋な分配金)は言うまでもなく不労所得なので、もらえると無条件で嬉しいものです。一度もらうと分かるのですが、分配金をもらえることが投資の喜びやモチベーションにつながります。
一方、分配金を出さない投資信託では、ファンド内で基準価額に上乗せされていますが、売却するまで自分の手元にお金は入ってきません。今のような相場になると、一気に含み益がなくなって、投資自体が嫌になる恐れがあります。
出口戦略を考えるのが難しい
インデックス投資は始めるのは簡単ですが、出口戦略(やめ方)はとても難しいです。買付けるときは定期的に定額で愚直に買い付ければ良いです。しかし、それを切り崩すときは、いつまで、毎月いくらを切り崩すのかを考えておくのが大事です。
老後を向かえるなどして、いざ積立てたインデックスファンドを切り崩して生活しようとしても、出口戦略を考えていないとパニックになってしまう可能性があります。
まとめ
ここでインデックス投資の魅力と難点についてまとめて〆ます。
- 正しいインデックス(世界株式 or 米国株 or 先進国株)を選べば高確率で勝てる
- 簡単で手間がほとんどかからない
- にもかかわらず、年間の期待リターンは5~7%とプロ並み
- 楽な反面、つまらないのでポートフォリオをいじりたくなる
- (投資信託は)投資の喜びを得にくいので、不況になったら投資を嫌になるかも
- 出口戦略を考える難易度が高く、考えておかないとパニックになる恐れあり
今日も最後まで読んでいただきありがとうございました。