おはようございます!!
今日はリボルリング払い(通称リボ払い)の恐怖についてお話します。今日も夫が頑張って手計算したので、冷ややかな目で読んであげてください。
それではどうぞ!!
リボルリング払い(リボ払い)とは?
リボ払いとは、毎月の支払額を一定の金額に固定して、金利とともに返済していくものです。似た支払方法に分割払いがありますが、支払回数を決めて支払う仕組みです。
リボ払いは、毎月の返済額は一定(3000円~数万円)になるため、手元にまとまったお金がないという場合でも支払いできます。ですが、リボ払いは絶対に使ってはいけない恐ろしい支払方法です。ここから解説していきます。
恐怖① 金利が年15%と激高
まず、リボ払いの金利は年利で15%と激高です。主な借金の金利は次の通り。
- 奨学金 無利子または最大で年1%
- 住宅ローン 年0.5~3%
- 自動車ローン 年3~5%
- 消費者金融 最大で年18%
いかに年利15%が高金利なのかお分かりだと思います。あの怖いイメージの付いている消費者金融の金利にかなり近いのです。
恐怖② 月の返済額が小さいため借金していることを忘れがち
リボ払いの月当たりの返済金額は、借入金が大きくても3000円~3万円程度です。そのくらいの小さな返済金額だと、きちんと支出管理している人以外は借金していることを忘れてしまいがちです。
月当たりの支払金額は小さくても、年15%の金利はしっかりかかっているので、チンタラ返済しているうちに、着実に総返済金額は膨らんでいきます。
恐怖③ 忘れがちなので、何重にもリボ払いの件数を重ねてしまう
これもリボ払いの恐ろしい点で、借金していることを忘れて、何重にもリボ払いで借入してしまうことがあります。
何重返済している場合でも、リボ払いでは毎月の支払額は精々数万円ですが、水面下で総返済額はどうなっているでしょうか?恐ろしくて考えたくない状況です。
恐怖④ クレジットカードの初期設定がリボ払いのことがある
リボ払いは消費者から簡単に金利を吸い上げられる、カード会社からするととても儲けを出せる支払方法です。そのため、最近ではクレジットカードの支払方法が、初期設定でリボ払いになっているケースが散見されます。
そのことに気付かずにカード決済し、知らなううちにリボ払いをしていて、大きな借金を抱えることになる可能性もあります。クレジットカードの作成時は必ず支払方法をチェックするようにしましょう。
余談ですが、カード会社のCMでリボ払いを大きく宣伝していたりしますよね。それだけ利ザヤの大きな支払い方法ということなんです。
リボ払いの支払回数と支払金額を夫が手計算してみた
ここから、相変わらず夫がリボ払いのシミュレーションを手計算てしてくれたので載せておきます。条件は次の通りで、何回支払が必要かを算出しました。
- 借入金額 10万円、50万円
- 返済金額 1万円/月
- 金利 15%/年
借入金額10万円だと11回払い(総額10.7万円)、借入金額50万円だと79回払い(総額78.9万円)になります。
50万円借入時だと、29万円も手数料としてカード会社に持っていかれる計算になり、いかにリボ払いの金利が高いか分かると思います。
ちなみに、50万円借入時だと返済金額6250円/月を下回ると、金利の方が高くなって永遠に返済できない計算になります。
リボ払いの返済シミュレーターがあるのはお約束(笑)
せっかく夫が手計算してくれたのですが、返済シミュレーターを簡単に検索できるのはお約束ですwww。下はイオンカードの返済シミュレーターです。当たり前ですが夫の計算結果と同じになりました。
まとめ
最後にリボ払いの恐ろしさを箇条書きで整理して〆ます。
- リボ払いは金利が15%/年と激高
- 月当たりの返済額が3000~3万円ほどなので、借金していることを忘れがち
- 忘れがちなので、何重にもリボ払いで借入してしまう
- カード会社が最も儲かる支払方法なので、あの手この手でリボ払いに誘導される
- カードの支払い方法の初期設定がリボ払いのことがある
結論として、クレジットカードは一括払いか、どうしても一回で返済できない場合は分割払いを使用しましょう。
今日も最後まで読んでいただきありがとうございました。