マハトマのあげあげマネーリテラシー

楽しく賢く生きるためのお金の知識(節約や投資など)を紹介します。

なぜ投資をするのか?預金だけだと貧乏になるため

  今日からしばらく投資関係の記事を書いていきます。まず投資・資産運用カテゴリーの記事第1号として、なぜ投資をするのかと書いていこうと思います。

なぜ投資が必要なのか?

貯金だけでお金が増える時代は終わった

 現代は貯金(定期預金)だけではお金は増えません。現在のメガバンクの定期預金金利は年利0.01%、普通預金にいたっては年利0.001%です。1000万円を1年間預けても、定期預金で1000円しか増えません(しかも利息分からしっかりと税金が取れれて手元には797円ほどしか残らない)。

バブル時代預金金利はの現在の700~800倍!!

 バブル期(1980代~1990年代前半)は、定期預金金利が年利7~8%という夢のような利率でした。バブル期の金利は優秀である米国株に投資したときと同程度のリターンです。元本保証でこれだけのリターンが出れば無理に投資する必要はありませんでした。

インフレで相対的なお金の価値は低下 

 預金でお金が増えない現代だと、インフレリスクがあります。インフレでは物の価値が上がるため、相対的にお金の価値が下がります。最近よく見るステルス値上げ(価格据え置きで内容量が減る)はインフレの一種です。

 投資せずに預金口座に入れているだけだと、金利以上にインフレした場合相対的に資産価値が減少してしまうのです。

同じ価格で内容量が減るのもインフレの一種

なかなか増えない給料の一方でどんどん増える社会保険料

 民間企業の平均給料は1997年をピーク(467万円)に伸び悩んで(2018年は441万円)います。一方、社会保険料(年金、健康保険など)はどんどん上昇していて(年金を受給する人は増えるので)、これからも増え続ける一方だと思います。

手取り収入が今以上に減って貧しくなる?

  このような状態なので、何もしなければ状況が好転する可能性は低いと考えています。このまま税金と社会保険料がどんどん膨らみ、可処分所得(いわゆる手取り)減って、じり貧になる可能性も十分に考えられます。

老後2000万円不足問題を解消するためには

  昨年話題になりました老後資金が2000万円足りなくなるという問題について、それを解決するにはどうしたら良いかシミュレーションしてみました。シミュレーターは楽天証券のものを使用しています。20年間で2000万円に達するには毎月いくら積み立てればよいかを出しています(今回税金は無視)。投資の方が明らかに有利なことがわかると思います。

定期預金(年利0.3%)の口座に置いていたら

  定期預金で年利0.3%はかなり金利が高い方です。それにもかかわらず、2000万円中元本は1940万円って・・・ほぼ全額元本ですよね。毎月の積立額は8万円を超えていて、年97万円積み立てなければなりません。結構厳しいですよね。

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定期預金だけだとほぼ全額が元本

 株式運用(年5%リターン)で運用したら 

  米国株で運用したときのリターンはかなり優秀で、平均で年5~7%になります。年5%でシミュレーションしたら、2000万円のうち元本は1170万円になりました。残り830万円は運用による利益になります。毎月の積立額は5万円を切っていて負担が軽くなっています。

 ちなみに、定期預金(0.3%)で運用するときに必要な積立額(80869円)を年5%で20年間積み立てた場合、最終積立金額は3320万円にまで伸びました!!

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年5%で運用すると、積立金を少なくできる

将来豊かな生活を送りたければ資本主義の波に乗ろう 

 近年企業は給料を増やさない代わりに株主への配当を増やす傾向にあります。そうであれば、労働者として会社で働くだけでなく、株を買って配当を貰えば経済的に豊になる思いませんか?

株主側に回って少しでも将来の不安を払拭しよう

  資本主義では企業は労働者よりも株主を大事にするのが当たり前です。

 労働者側だとなかなか上がらない給料に増え続ける税金+社会保障、おまけに低すぎる預金金利とトリプルパンチですが、株式投資して投資家側に回ると配当金という不労所得がもらえ、しかも株の値上がり益も期待できるので、資産を増やしやすくなると思います。本ブログで投資のことをこれから書いていくので一緒に勉強しましょう!!