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NASDAQ100連動最安ETFのQQQM取扱い開始!

 こんばんは!!

 今日は、SBI証券、楽天証券、マネックス証券、松井証券(私が知る限り)で取扱いが始まった、NASDAQ100連動の米国ETFであるQQQMについてお話します。QQQMとはどういうETFなのか、有名ETFであるQQQと何が違うのかを開設します。

 QQQについてはこちらのおススメ記事で解説しています。

www.mrsmahatoma.com

 それではどうぞ!!

NASDAQ100連動の米国ETF、QQQMの取り扱いが開始されました

 

QQQMとはどんな米国ETF?

 QQQMとは、米国新興企業株式市場であるNASDAQの上位100社(金融除く)で構成される指数、NASDAQ100に投資している米国ETFです。

 NASDAQ100に連動しているETFと言ったら、インベスコ社のQQQがありますが、ティッカーから想像されるようにQQQMもインベスコ社が運営しているETFになります。

 NASDAQ100についてはこちらの記事で解説しています。

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QQQとQQQMの違いは?

 では、どちらもインベスコ社により運用されているQQQとQQQMはどのような違いがあるでしょうか。下はBloombergからQQQとQQQMのデータを引用して整理したものです(2023.6.23現在)。投資先は同じなので、これらのパフォーマンスは同じ(あっても誤差)です。

QQQとQQQMの比較(2023.6.23現在)

 パッと目を引くのは経費率がQQQの0.20%からQQQMの0.15%になっているところでしょうか。S&P500連動のETF(0.03%~)など経費率の低い米国ETFが多い中、NASDAQ100に連動するETFは競合が居ないためか、QQQの経費率0.2%は少し高めだと言わざるを得ないです。そのインベスコ社から経費率が低い(いわゆる廉価版)ETFのQQQMが出たのは喜ばしいことです。QQQMはNASDAQ100に投資する商品で(私が知る限り)コスト最安になります。

 他には、1株当たりの価格や出来高(1日当たりの取引数)、総資産額はいずれもQQQがQQQMよりずっと大きく、QQQは出来高が重要な機関投資家向け、QQQMは低経費率で投資しやすい個人投資家向けといったところでしょうか。

QQQMに投資するのにおススメの人とは?

 QQQMの経費率がQQQより安く、投資先は同じNASDAQ100であれば早速乗り換えようというのは早計かもしれません。ここではQQQMに投資するのにおススメの条件を書いていきます。

10年以上の長期間保有する場合

 大手ネット証券(SBI証券、楽天証券など)は、通常米国ETFの買付手数料は0.495%(税込)です。ですが、一部の人気ETFについては、買付手数料が無料なんですよね。QQQはその買付手数料無料のETFに該当するので、買付時はQQQMより0.495%有利ということになります。その序列が経費率の差でひっくり返るのは9.9年後(0.495÷0.05)なので、QQQMは10年以上保有してやっと低経費率のうま味を得られることになります。

NISA口座で買付ける場合

 大手ネット証券(SBI証券、楽天証券など)はNISA口座で米国ETFを買付る場合、買い付手数料が無料です。そのため、NISA口座でNASDAQ100に投資したい場合は、QQQMは第一候補になると思います。

まとめ・・・QQQMはおススメの米国ETF

 ここまで長々と新しく取り扱いが始まったQQQMについて語ってきました。これからNASDAQ100に投資する場合にコスト最安であり、特にNISAで買付る場合、投資対象として第一候補になります。間違いなくおススメの米国ETFになり、NASDAQ100に投資したいときの選択肢が増えてとても良いなと思いました。

 今日も最後まで読んでいただき、ありがとうございました。