マハトマのあげあげマネーリテラシー

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つみたてNISA対象銘柄に初めての米国ETF追加!!

 こんばんは!!

 なんと、今年4月27日につみたてNISA対象銘柄に初めての米国ETFが追加されました。これまでは東証ETFの7銘柄のみがつみたてNISAの対象で、他100本以上は投資信託でした。これって、明らかに来年からの新NISAに照準を合わせてきていますね。今年も3分の1終わりましたが、来年に向かって新しい銘柄の誕生やNISA対象銘柄の増加などいろいろなニュースがあるかもしれません。

 それではどうぞ!!

 外部リンク・・・つみたてNISAの対象商品 : 金融庁

つみたてNISA銘柄に米国ETFが追加されました!

つみたてNISAの対象になった米国ETFはIVV

 初めて追加された米国ETFとは、iシェアーズ・コア S&P 500 ETFつまりIVVです。IVVと言えば、世界最大の資産運用会社であるブラックロック社の看板商品であり、米国株投資をかじったことある人なら知らない人がいないETFです。ただし、つみたてNISAの対象銘柄になったというだけで、SBI証券も楽天証券もまだIVVをつみたてNISAで買付けることはできないのでご注意ください。

 連動する指数は、米国の大型銘柄500社(しかも黒字続きと財務優良)で構成されるS&P500です。泣く子も黙る指数ですね。IVVは言うまでもなくおススメETFです。

 IVVについては、こちらの記事も参照ください。

www.mrsmahatoma.com

新NISAのつみたて投資枠に標準を合わせてきた

 つみたてNISAは2018年にスタートしましたが、ETFは下図の8本のみ(引用・・・金融庁)です。他100本強は投資信託です。数少ないETFも、今回追加されたIVV以外は全て東証ETFです。東証ETFについては詳しくないのですが、現状のつみたてNISAでIVVの運用は難しいと思います。

 ETFは1株単位でしか購入できず、IVVにいたっては、413ドル/株(≒56,000円)なんですよね。つみたてNISAは年間40万円しか投資できないため、IVVを1回/月で積立てようとしても年間で7回しか投資できない事態になりますww。つみたてNISAなのに積立てられないじゃんってなりますよねwww。投資信託だと100円とか端数で投資できるので、少額投資での使い勝手は抜群です。

 一方、来年からはつみたて投資枠と成長投資枠両方で360万円/年投資できるので、IVVを360万円積立てる(端数は投資信託に投資)こともできるわけです。これはS&P500に投資しようと考えているひとにとって選択肢が増えてよいですね。

マハトマは他の米国ETFもつみたてNISA対象になることを期待

 では、マハトマはどうするのかと言いますと、つみたて投資枠を米国ETFにするかもしれません。ただ、対象銘柄がIVVのみであればつみたて投資枠は予定通り投資信託(eMAXIS Slim 米国株式(S&P500))に投資すると思います。

 単純に、S&P500連動の米国ETFならVOO(バンガード社)かSPLG(ステートストリート社)の方が魅力的だからです。IVVとVOOとSPLGの経費率は現状どれも0.03%と激安ですが、VOOはバンガード社が経費率をもっと下げてくれる可能性があること、SPLGは経費率の引下げは期待できないものの50ドル/株を下回っていて投資期間の分散をしやすいという大きな魅力があります。

 IVVをかなりディスってしまいましたが、間違いなく優良な商品なので安心してください(ただ他の商品がより魅力的なだけ)。今回米国ETFがつみたてNISA対応になったのはとても良いことだと思いますので、他の銘柄も追従してつみたてNISA対応になってくれると嬉しいです。例えば、VT(全世界株式)、VOO(S&P500連動)、SPLG(S&P500連動)、VTI(全米株式ETF)あたりでしょうか。

 今日も最後まで読んでいただき、ありがとうございました。