おはようございます!!
皆さんご存知の通り、2月最終週からの世界中の株価が大きく下げています。特に9日の夜はNYダウが2000ドル以上下げ、私の資産も遂にマイナス圏を突入しました。
今日はこんな悲壮感漂う相場の中で、もらうとちょっとだけ嬉しい分配金のお話をします。ここでの分配金はETFでもらえる普通分配金(ファンド内の利益から出す純粋な分配金)の話です。
それではどうぞ!!
2020年3月10日夕方時点のマハトマの資産額
下はマネーフォワードのアプリから引用した3月10日夕方時点のマハトマの資産額です。現金が減っているのは良いとして(10日はクレジットカードの引落とし)、株式(現物)、投資信託、年金と1日でものすごい下げっぷりです。
株式(現物)の内訳を下に出します。灰色で塗りつぶしているのは従業員持株会の銘柄です。
9日の下げで、ついにVTIがマイナス圏に突入してしまいました(汗)。今回のコロナショックで初めてのマイナス圏です。2019年1月以来久しぶりのマイナスですね。今月中にもう少し株価が下がったら、AGGを売却して買い付けようと思います。
下は金融資産の推移です。2月25日以降、資産額は見事に右肩上がりです(汗)。2月中旬のピーク時から比較すると、200万円くらい評価額は下がっています。恐ろしい((((;゚Д゚))))。
これまで米国ETFから受け取った分配金推移
そんな我慢の相場の中、米国債券ETFのAGGから9日に分配金を(税引後38.3ドル)いただきました。こんな相場だからこそ、分配金はちょっぴりどころかめちゃくちゃ嬉しいです。
下のグラフはマハトマがこれまで米国ETFからもらった分配金の推移と年間累計(いずれも税引後)をExcelでまとめたものです。
米国ETFでの投資を始めたばかりの2018年の分配金は微々たるものですが、2019年は毎月約1500ドルずつVTIとVYMを買付けていたため(ついでにAGGも都度買付け)、年間の分配金は約900ドルになりました。2020年はこれまでの分配金比率が維持されれば、年間で1200ドルほどの分配金をもらえる計算になります。
分配金は、配当金と同様に簡単には減配されないので、比較的コロナウイルスの影響は小さいと予想しています。
分配金について知っておくべきこと
ここからは分配金ついて知っておくべきことを解説します。
ETFの分配金は全て普通分配金であり、投資信託の特別分配金とは違う
ETFは法律上、分配金は全て普通分配金(ファンド内の利益から出す純粋な分配金)です。特に毎月分配型投資信託で出ることが多い、特別分配金(資産を切り崩して出す分配金)とは全くの別物です。
たまに分配金イコール全て悪だと勘違いしている人がいるようですが、悪なのは特別分配金のみです。ETFから出た普通分配金はありがたくいただいておきましょう。
ETFで出る分配金についてはこちらの記事を参照してください。
普通分配金を受け取る場合は税金がかかるので、理論的には不利になる
普通分配金は言うまでも無く”利益”なので、受け取るたびに税金がかかります。特に米国ETFだと、米国10%+日本20%(計28%)の税金を引かれた後でやっと受け取れるのです。受け取った分配金を再投資しても、税引前から28%も再投資額が目減りしていることになるため、理論的にはその分不利になります。
一方分配金を出さない投資信託、例えば米国株ならeMAXIS Slim米国株式(S&P500)に投資すれば、税金を引かれることなく、そのままファンド内で再投資してくれます。つまり、税金がかからない分資産運用で有利になるのです。
それでもマハトマは分配金を受け取ることを選びます
理論的には分配金を受け取るのは不利なのは分かると思いますが、私は米国ETFで分配金を受け取ることを選びます。
分配金は投資のモチベーション維持に貢献し、精神安定剤にもなり得る
分配金をもらえることは単純に嬉しいwwです。ETFからの分配金はまさに不労所得なんですよね。私は意志の弱い人間なので、分配金で投資へのモチベーションを維持できているのは間違いありません。税金をたんまり引かれているのはわかっているのですが、来月も分配金をもらえるからと精神的にドッシリと構えることができているのも事実です。
分配金を出さない投資信託は税制上有利だが、投資の喜びを得にくい
分配金を出さない投資信託の方が税制上有利なのは間違いありません。ただし、分配金をもらえないため、資産運用の喜びを得にくいという難点があります。喜びを得にくいため、今回のような下げ相場になると、嫌になって売却してしまうということもあると思います。投資信託での資産運用の方が意志の強さが必要なのかもしれませんね。
今日も最後まで読んでいただきありがとうございました。