おはようございます!!
今日は昨日通院のしたため短い記事を書きます。ずばり、残業を増やして生活費を稼ぐのがいかに無駄なのかを語ります。
それではどうぞ!!
会社の後輩のお話
私の会社の後輩で、マネーリテラシー無いなと感じている子が居ますので、その子のお話を少しします。(個人情報も含まれるので一部ぼかして紹介します)
貯金もほとんどないのに新車(450万円強の外車)を買ってしまう
なんと、入社してまだ3年ほどで貯金もほとんどない状態だったにもかかわらず、450万円はする外車(新車)をほぼフルローンで買ってしまう強者です。その車にした理由は可愛かったからww。
ローンを返済できるのかと私は聞いたのですが、なんとかなるとのことです。いくら返済しているか知りませんが、少なく見積もっても5万円/月は返済していることになります。若いうちだと月5万円のローンってかなり重荷だと思います。
家に物が多いからという理由で、(家賃の安い)寮を出てしまう
その子は家に物がとても多いようです。物が多過ぎるという理由で寮への入居を拒み、わざわざ民間の賃貸住宅に住んでいます。寮だと家賃は1~2万円/月ですが、民間のアパートだと6万円は見ておかなければなりません。
寮を出るより先に、物の断捨離をした方が良かったと思うのですが、そのような発想にはならないようです。
その子の迷言『いざとなったら残業しまくればよい』
車のローンを抱えた上で寮にも入居しないその子に対し、私は冗談で「生活費大丈夫なの?」と聞いたことがあります。そしたら、その子は迷言「いざとなったら残業しまくれば大丈夫です」と言い放ちました。
私はビックリしてしまいました。今は働き方改革のご時世で、残業は減らしていく方向です。本来残業とは、どうしても定時内に終わらない業務を仕方なく対価をもらってするものだと思いますので、生活費のために残業するという考えは根本的に間違えていると思いました。
実際に残業を増やせば増やすほど税金と社会保険料が増える
では、残業を増やして生活費を稼ごうとするとどのようなことが起こるでしょうか。まず、残業代により所得が増えるので所得税が増えます。所得が増えれば住民税も増えます。
そして、最も厄介なのは社会保険料(年金、健康保険)が増えることです。社会保険料は4~6月の標準報酬月額(月当たりの報酬の平均値)から算出されます。標準報酬月額にはもちろん残業代も加味されます。こちらは税金と違って節税(?)できません。稼いだら稼いだ分ゴッソリ持っていかれます。
つまり、残業を増やせば増やすほど税金や社会保険料を払う額が増えて、国がめちゃ喜ぶという構図が成り立つのです。頑張った割には自分の手元に残るお金があまり増えていないと感じるのは、このようなシステムが原因なのです。
残業を増やすのは、お金と引換えに自分の時間を切り売りしている
残業を増やしても、頑張ったほど手取りが増えないという事実がわかったところで、もう一つ残業を増やすことにより起こることをお話します。
残業を意図的に増やすということは、自分のための時間を切り売りしていることに他なりません。どうしても必要な残業であるのであれば対価を貰って残業すればよいと思います。
しなくても良い残業をするということは、他のことに当てれば有効に使えるであろう時間を使い、税金と社会保険料を本来より多く払い、実入りは少しだけというかなり残念な状況になっているのです。
実際に手元に残るお金を増やすには節約するのが一番
では、手元に残るお金を増やすのに最も効果的な方法は何でしょうか?ずばり節約です。無駄を削減するのです。節約で手元に残るお金には当然税金などはかかりません。1万円節約できたら1万円全てが手元に残るのです。
具体的な節約については今後記事にしていきます。かなり前の記事ですが、まずはこちらを参照してください。
今日も最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
追伸:社会保険料のことを社会保障費と誤っていたので修正しました。