マハトマのあげあげマネーリテラシー

楽しく賢く生きるためのお金の知識(節約や投資など)を紹介します。

気付いたらアッパーマス層になっていた(^^♪

 こんばんは!

 今日はちょっとしたお話で、金融資産の階層についてのお話です。皆さんはマス層という言葉は聞いたことはあるでしょうか?マス層は知らなくても、富裕層という言葉は聞いたことがある人は多いと思います。詳しくは野村総研の記事にあるので、興味があれば読んでみてください。

 外部リンク・・・野村総合研究所、日本の富裕層は133万世帯、純金融資産総額は333兆円と推計 | ニュースリリース | 野村総合研究所(NRI)

 それではどうぞ!

金融資産の階層についてお話します

日本の富裕層以上は全世帯の2.5%で、8割弱がマス層

 2019年のデータによると、日本の富裕層以上(純金融資産が1億円以上)の世帯数は132.7万世帯で全体(5,402.3万世帯)の2.5%を占めています。富裕層以上の純金融資産保有額は333兆円で、全体(1,554兆円)の約21%です。2.5%の世帯が日本の20%以上の富を保有しています。

 一方、いわゆる一般人であるマス層(純金融資産が3000万円未満)の世帯数は4,215.7万世帯と全体の約78%を占め、純金融資産保有額の合計は656兆円と全体の約42%を占めています。日本人の8割弱の世帯で、4割強の資産しか保有していないってことですね。

純金融資産保有額とは?

 純金融資産保有額とは、預貯金や株式、債券や投資信託、生命保険や年金保険など、世帯で保有する金融資産の合計額から負債を差し引いた額のことです。注意点としては、野村総研の定義では不動産は純金融資産に含まないため、高額な不動産を保有していても、マス層と分類されることにはなり得ます。

純金融資産保有額の階層(マーケットの分類)とは?

 上で少し述べましたが、世帯の純金融資産保有額により、5つの階層に分けられています。資産額が多い方から、超富裕層(5億円以上)、富裕層(1~5億円未満)、純富裕層(5000万~1億円未満)、アッパーマス層(3000~5000万円未満)、マス層(3000万円未満)と定義されています。上書いた富裕層以上とは、超富裕層と富裕層を指します。

 下図は野村證券のWebから引用した、マーケット分類の図と各階層後毎の資産額と世帯数のデータです。

 想像してはいたけど、見事なピラミッド型ですね。

 表からは2つのことが読み取れます。1つは、富裕層以上の比率が上がっている(2005年 1.8% ⇒ 2019年 2.5%)ことです。これは貧富の差が広がっているためだと考えられます。ちなみに、マス層の比率は2005年も2019年も約78%です。

 もう1つはアッパーマス層以外では世帯数が増えている、つまり、全体の世帯数が増えている(2005年 4900万世帯 ⇒ 2019年 約5400世帯)ことです。これは単身世帯が増えているためだと考えられます。

マハトマ一家はアッパーマス層になっていた

 ここからはマハトマ一家の資産額の話になります。毎月公開している金融資産額はマハトマ個人のものになります。今回は世帯別での金融資産額なため、私が知りうる限りの夫の貯金と息子の投資信託の額を上乗せしたのが下のグラフになります。

 マハトマ個人の金融資産は約2600万円ですが、夫の貯金が600万円強(他にも米国債券や国内の個別株を持っています)、息子のジュニアNISAの投資信託や株の評価額が200万円弱が上乗せとなり、約3400万円の評価額となっています。実はマハトマ一家はアッパーマス層になってました。ちなみに2019年のアッパーマス層は全世帯の約13%です。

 普段私は個人資産は確認しているのですが、世帯での資産は確認しないので、2021年12月には3000万円を突破していることに最近気づきましたww。夫は別に米国債券や株券やヘソクリ(ww)を持っているので、もっと前に3000万円に達していたのでしょう。

まとめ

 純金融資産保有額(世帯で保有する金融資産の合計額から負債を差し引いた額)により、5つの階層に分けられます。その中で富裕層以上(上位2.5%)の世帯が日本の20%以上の富を保有しており、マス層(下位78%)の世帯が日本の42%の資産しか保有していないです。富裕層以上の比率は上がっており、経済格差は広がっていると言えます。

 マハトマ一家は2021年12月にはアッパーマス層(純金融資産保有額3000~5000万円未満)に達しました。と言っても、これまでの生活を変えるつもりは全くなく、程よい節約と余剰資金での投資を続けるつもりです。

 

 今日も最後まで読んでいたただき、ありがとうございました。