マハトマのあげあげマネーリテラシー

楽しく賢く生きるためのお金の知識(節約や投資など)を紹介します。

お金の勉強はなぜ必要?それは搾取されないため。

 お金の勉強ってなぜ必要なのでしょうか?いっぱい稼げばよいとか、とにかく貯金しておけば大丈夫だとか。。。でもそれではダメなのです。

ほぼ全ての日本人がマネーリテラシーの無いまま社会に放り出される

  日本人は学校教育で金融教育を全く受けません。学校で教育を受けないのであれば、マネーリテラシーの高低は親の影響を強く受けるのです。バブルを経験した親世代は貯金するだけで高金利だったため、稼いで貯金していればよかった、つまりマネーリテラシーなんて不要だったのです。

 私を含むほとんどの方が、(上の状態のため)お金のことを何も知らないまま社会に放り出されて、寄ってきた悪い人間にお金をむしり取られ、痛い目を見て学習していくのだと思います。

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こんな人たちにお金は狙われる

 18歳当時のマハトマの経験

  私は18歳で大学進学を機に初めて一人暮らしを始めました。

何もわからないまま新聞を契約させられる

  一人暮らしを始めて間もなく、オートロックのマンションのはずなのに部屋のドアの前に新聞屋が立っていたのです。私は無防備にも外に出ていき、「大学生になられたなら新聞くらい取るのが当たり前ですよ」「最初の3カ月は無料だから申し込んでくださいよ」などの勧誘文句で流されて契約してしまったのです。

 契約した翌日、ハッとして親に連絡すると、クーリングオフ制度のことを教えてくれ、無事に契約を取り消すことができました。

高額な副業用商材に手を出してしまう(しかも中身は犯罪スレスレ)

  大学生になり、すぐに部活動に入部しました。当時の部活動(サークルではありません)は講義後は毎日練習(試合前は土日も)で、遠征費などのお金もかかり、さらに夜は毎日のように飲み会があって拘束時間がとても長い部活でした。

 そのため、在宅で簡単に稼げるアルバイトを探そうと思い、1万円もする情報商材に手を出してしまったのです。商材の中身を読むと、個人情報をいずこから入手して高額て転売するという当時犯罪スレスレの内容(今では完全に犯罪です)。とても実施できるものはありませんでした。私はこのとき1万円をドブに捨てたのです。

 

 これらが最初のお金の失敗です。今思えばなんでこんなことをしたのか我ながら不明ですが、金額も小さく被害も最小限でした。良い経験だったと思います。

 これが定年退職後にもらったお金で大きな失敗をしたというのであれば目も当てれません(汗)

最近見るマネーリテラシーが無い故の事例

 みなさんは最近、こんなニュースをよく見かけるかと思います。 これらはほぼ詐欺と言って差し支えないと思います。これらは正しいマネーリテラシー(金融知識)があれば回避できる問題です。

  ※ここではオレオレ詐欺などの明らかな詐欺は除きます

かんぽ生命での保険の不適切な販売

  高齢者女性(しかも痴呆の方)に9件もの生命保険に加入させ、高額な保険料を支払わせる

銀行で横行している投資信託の回転売買

 買付手数料や信託報酬(保有コスト)が高い投資信託の売買を繰り返させ、手数料を儲けようとする

マネーリテラシーの無い人(情報弱者)は搾取される時代に

  私はかんぽ生命や銀行を全否定するつもりはありません。ただ、対面式の保険会社や銀行、証券会社の営業マンたちはとても厳しいノルマを課せられています。また、会社の存続のために売り上げを上げるために必死なのです。だから、彼らに「消費者に優しい手数料の安い商品のみを売りなさい」とは言えないです。

自分の身は自分で守りましょう

 保険の入りすぎや手数料の高い投資信託などを購入した人は、銀行や保険会社に対して「騙された」と思うかもしれません。でもそれって、全く知識がないままで商談に臨んだ人にも責任があるんです。また、彼らは脅して契約させたわけではありません。悔しいでしょうが、知らないのが悪いってことです。

 自分の身を守るためにも当ブログで一緒にお金のことを勉強していきましょう!(^^)!