マハトマのあげあげマネーリテラシー

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楽天カードで投信買付時のポイント付与改悪について語る

 こんばんは。

 先日の記事で、楽天証券での投資信託保有ポイントの改悪について記事にしましたが、そのときチョロっと触れた、楽天カードのでのポイント付与に関しても改悪が発表されました。今日はそのことを記事にします。

 先日の記事はこちらです。本記事はこちらの記事を眺めた後に読んでいただけるとより理解できるかと思います。

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 私個人の意見として、上の記事と同じですが、ポイントはあくまでオマケですのでスルーです。投資する目的はあくまで投資本来の利益(値上り益、配当金)であって、証券会社のポイントは『あったらいいな』のレベルでしかなく、本質ではないわけです。ポイントは証券会社の意向一つで簡単に変更(大半は改悪)されてしまうと書いたのですが、今回はその改悪があっという間に発表されました(前振りのようになってしまいましたww)。最近楽天経済圏の改悪は続いていますね。

 それではどうぞ!!

 外部リンク・・・投信積立での「楽天キャッシュ決済」の開始および楽天カードクレジット決済のポイント還元率の一部変更について| 楽天証券

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楽天カードのポイント付与が改悪されます

楽天カードでの投信買付時のポイント付与の変更とは

 今回の変更は2つありまして、1つが大幅な改悪、もう1つは改善といったら改善なので、あえて変更としました(といっても、2つ合わせると改悪でしかないわけですがww)。いずれも今年9月からの適用になります。

 1つは楽天カードで投資信託を買付るときに得られるポイントが大幅に引き下げられること。2つ目は楽天キャッシュ決済という方法が導入され、それ単独でポイントが付与されることです。詳しく解説します。

 最近楽天経済圏の改悪が続いていますね。楽天モバイルの赤字を補填するためにポイント付与を改悪しているとのことですが、必要以上の顧客離れを誘発しそうで心配ではあります。

変更その① 楽天カードのポイント付与が5分の1に・・・大改悪

 これまで楽カードで投資信託を買付る際、毎月上限5万円分まで1%のポイントが付与されていました。それが、低コストの投資信託については0.2%のポイントと大幅減になります。低コストというのは、信託報酬の内の楽天の代行手数料が0.4%未満の投資信託になるので、本ブログでおススメしている低コストのインデックスファンドについては全てがポイント付与減の対象になります。

 私がおススメする投資信託はこちらの記事を参照ください。少し古い記事ですが、この時からおススメはほとんど変わりません。

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 つまり、これまで毎月5万円の投資信託買付で500ポイントもらえていたのが、一気に100ポイントにまで減少します。このことについては、改悪としか言いようがないですね。

変更その② 楽天キャッシュチャージで0.5%のポイント付与・・・改善?

 新しいサービスとして、楽天キャッシュといものが始まり、楽天キャッシュに楽天カードでチャージすると毎月最大5万円まで0.5%のポイントが付与されます。さらに、今年8~12月の間は楽天キャッシュで投資信託を買付ると0.5%分のポイント付与で最大1%のポイント付与がされます。

 楽天キャッシュへのチャージは楽天カードでのポイント付与とは別口なので、楽天カードで5万円分の投資信託買付で100ポイント、それプラス、楽天カードでチャージした楽天キャッシュで5万円の投資信託買付で250ポイント(さらに8~12月は250ポイントがプラス)が付与されます。つまり、10万円分の投資信託買付で350ポイント(キャンペーン中の8~12月はは600ポイント)が付与されることになります。

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 これまで毎月上限が5万円までだったのが10万円になるのは良いことですが、実際にもらえるポイントがキャンペーンを駆使しても5万円決済で500ポイント→10万円決済で600ポイントとうまみはあまりないのかなと思います。 

私の場合は、今回の改悪もスルーします

 私は投資信託をSBI証券でしか買付けていないのですが、夫のつみたてNISAと息子のジュニアNISAを楽天銀行で買付けています。

 引用した記事のときと同じですが、今回の改悪もスルーです。というよりは、そもそも楽天カードを持っていないので関係ないですwww。上でも書いたように、証券会社からもらえるポイントはあくまでオマケなんですよ。将来伸びるであろう、よい投資先に投資することが重要なわけであって、ポイントごときで振り回されたら疲れますよね。

楽天証券を見限る場合は他社(SBI証券奨励)に移管する

 今回の改悪を受けて、楽天証券を見限ろうと思った場合、実質的に打てる手は1つになります。それは、楽天証券で保有している投資信託を他社にそのまま移管することです。ただし、1銘柄につき3300円の手数料がかかります。手数料を払うのはバカバカしいしいので、実質手数料を負担してくれるSBI証券へ移管するのが今考えられる最良の方法だと思います。詳細は外部リンクを読んでください。

 注意点としては、すでに楽天証券で買い付けたNISA枠分の投資信託は他社に移管できないことです。また、楽天証券からの移管は現在申し込みが殺到しているようで、移管に1ヶ月ほどかかるそうです。その点もご注意ください。

外部リンク・・・投信・外貨建MMF|SBI証券

まとめ

 楽天カードのポイント付与につき、今年の9月から2つの変更が発表されました。1つは楽天カードでの投資信託買付時のポイント付与の大幅減、もう1つは楽天キャッシュへの楽天カードからのチャージによるポイント付与の開始です。

 1つは大幅な改悪、もう1つは改善とは言わないもののうまみの少ない変更で、2つ合わせるとやっぱり改悪です。今回大きな改悪が発表されましたが、あくまで証券会社から享受できるメリットはオマケであり、投資の本質ではありません。そのため今回も私はスルーすることにしました。

 今日も最後まで読んでいただき、ありがとうございました。