こんばんは!!
本ブログでもおススメしている家計簿サービスのマネ―フォワードが7/7にリニューアルされ、あまりの不評ぶりにたったの1日で元に戻りました。私も多くのブロガーさんの記事をみて気付いたのですが、あまりにもリニューアルの内容が酷かったので、記事にしたいと思います。
それではどうぞ!!
マネ―フォワードの特徴をざっくり説明
マネーフォワードを知っている方も多いと思いますが、ざっくり説明します。一言で言うと最近流行りのフィンテックによる家計簿サービスです。だた、家計簿を自動で付けてくれるだけでなく、様々な解析ツールがあるので、どの項目にどれだけお金を使っているのか、前年と比べてどうなのか、月ごとの推移はどうなのかなど様々な解析ができるのが特徴です。
ちなみに、前回マネ―フォワードを紹介した記事はこちらです。
マネーフォワードにはWeb版とアプリ版がある
マネーフォワードにはWeb版とアプリ版があります。Web版はhttpで始まるURLから自分のページに入るタイプで、主にPCの大きなモニターでたくさんの情報を眺めるのに適したレイアウトになっています。
一方、アプリ版はスマホやタブレットにインストールし、シンプルで見やすいレイアウトで、日々の資産推移や家計簿をパッと見やすくなっています。
Web版、アプリ版のどちらも良さがあります。私の使い方は、普段はアプリ版でザッと家計簿や資産推移や入出金履歴を眺めるときに使い、いざデータをExcelに写して解析しようとするときにPCでWeb版を活用するという使い方をしています。そのような使い分けをしているマネーフォワードユーザーは多いと思います。
今回リニューアルの対象はWeb版
今回問題になったリニューアルの対象はWeb版です。Web版は上で書いたように、PCで解析できるよう、たくさんの情報を一気に閲覧できるというのが魅力のレイアウトでした。その他、解析に有効なツールがいろいろありました。
なぜリニューアルで批判が殺到したのか
それでは、今回のリニューアルでWeb版はどうなってしまったのでしょう?
理由① リニューアルとは名ばかり、アプリ版に寄せただけ
下は入出金履歴のページです。表でビッシリと書かれたレイアウトでしたが、リニューアル後にアプリ版のレイアウト丸写し状態に変更となっています。このレイアウトだと、1ヶ月分の入出金履歴を全て眺めるのにどれだけスクロールしなきゃいけないのでしょうか?しかも手書き編集がしにくくなっているので使いにくいことこの上無いです。
わざわざ、PCのモニターで多くの情報をパッと見れるというメリットを、台無しにするようなレイアウト変更して、いったい何をしたいのでしょうか?なんでもアプリ版のように余白を増やしてスタイリッシュにすれば良いというものではありません。
理由② Web版にあった便利機能をことごとく削減
次に、Web版にあった便利機能のうち、私がいいなと思っていたのが、月別の収支グラフ(表も)と、資産推移の詳細表です。他にも機能が削減されていましたが、この2つの機能が無くなったことはとても痛いです。
下は月別の家計簿です。リニューアル前は月別の収支をグラフ化でき、数値も表になっていました。その表をExcelにそのまま写して解析に使っていたのですが、毎月の収支を別ページにされて円グラフに表現されたところで、解析はできません。これは大きな改悪としか言いようがないです。
下は資産推移のグラフです。このグラフの下にリニューアル前は詳細の数値が表になって表示されていたのですが、表が削除されていました。資産推移をグラフでしか見れないのって資産管理としていかがなものでしょうか。
理由③ 有料会員をバカにしたような変更
理由①、②で書いたようなユーザー利便性を無視したリニューアルや機能削減が一気に行われたことから、500円/月(6,000円/年)という家計簿ソフトとしては高い金額を払っている有料ユーザーをバカにしたような変更だと私は思いました。
会社は営利目的なので無料会員の機能を制限していくのは仕方ないことだと思いますが、有料会員に愛想つかされる変更は厳に慎むべきだと思いました。
株式会社マネーフォワードの姿勢に心配になった今回の騒動
今回のリニューアル前にテスト運用はしたとのことですが、今回の騒動で株式会社マネーフォワードの姿勢や考え方に関して、私はとても心配になりました。
家計簿アプリでシェアNo.1であるがゆえに天狗になっているのか、金儲け主義に走ったのか分かりませんが、次回以降このようなユーザーを無視したサービス改悪をした場合、この会社の未来は無いなと思いました。ただ、批判に対応して1日という短期間で元に戻したことについては高く評価しています(上からですいませんwww)。いずれにせよ、マネーフォワードはすごく便利で良いサービスだと思っていますので、初心を忘れずにサービスの改善をどんどん進めて欲しいと思います。
今日も最後まで読んでいただき、ありがとうございました。