おはようございます!!
今日から予告していた通り、マハトマの確定申告書の作成手順を解説していきます。初めての方でも分かりやすいように記事にしていくつもりです。何回の記事になるか分かりませんが、よろしかったらお付き合いください。
確定申告書作成編その①、それではどうぞ!!
外部リンク・・・国税庁
前提条件
確定申告で申告するのは、主に所得税になります。住民税は所得を基に計算されて別途徴収されます。意外と忘れがちなので勘違いしませんように。
もう一つ注意点として、還付申請はするけど税金が追納になる申告はしない(医療費控除は入力するけど、雑所得は入力しないなど)のは小額であってもダメなので、確定申告するからにはきちんと全項目を入力するようにします。
最初に今回の確定申告書作成について、次の前提条件で記事を書いていきます。条件に当てはまらない方のお役には立てないかもしれませんが、ご了承ください。
また、私は一素人ですので、間違いがあるかもしれません。間違いを見つけた場合はご指摘いただけるとありがたいです。
この記事で紹介した、確定申告書作成前の準備が済んでいることを前提とします。
申告の種類は白色申告(主に会社員対象)
事業所得があり開業届を出している人は青色申告、給与所得のみの人(会社員のほとんど)は白色申告になります。
私はもちろん白色申告になります。青色申告をされる方のお役には立てないですので、ご了承ください。
年末調整で源泉徴収済み
会社員は、12月に生命保険控除や扶養控除など、大多数の人に関係ありそうな項目を、会社が計算して納税(源泉徴収)してもらえます。これを年末調整と言います。年末調整の時点で必要な所得税は払っているので、別途収入があるとか給与収入が2000万円以上とかの条件に引っかからなければ、確定申告は免除されます。そのため、会社員では確定申告をしたことない人も多いのではと思います。
私も会社員なので、生命保険と社会保険料が控除された上で所得税を源泉徴収済みの状態です。
給与と配当所得以外の収入は雑所得として入力
給与収入と配当収入以外に、私は会社からの発明奨励金(1万円)が出ています。こちらは雑所得として計算します。
通常、雑所得は年間20万円まで確定申告を免除されています。ただ、今回医療費控除などの還付を受けるので、1万円でも雑所得の申告が(配当など他の項目も全て)必要になります。
もう一つ厳密な話をすると、クレジットカードなどのポイント還元も確定申告対象(一時所得)だそうです。ただし、一時所得は50万円までは控除される(課税されない)ため、ほとんどの場合は申告不要になります。
主な控除は医療費控除・寄付金控除・配当控除・外国税額控除
上で書いたように、年末調整では生命保険と社会保険料分は控除されています。
確定申告では、医療費控除(不妊治療費)、寄付金控除(ふるさと納税)、配当控除(従業員持株会の配当)、外国税額控除(米国ETFの分配金にかかる米国分の税金)の4つの還付申請をします。
住宅ローン控除などの申請についてはお役に立てないのでご了承ください。
それでは早速確定申告書を作成しましょう!!
ここからは、確定申告書の作成手順を写真と共にできるだけわかりやすく解説していきます。
国税庁のトップページから、『確定申告特集』をクリック。
『確定申告書の作成はこちら』をクリック。
『作成開始』をクリック。医療費控除の準備のために必要な医療費集計フォームはこのページからもダウンロードできたようです。
『印刷して提出』をクリック。この次のページの右下に『利用規約に同意して次へ』タブが出るので、クリックします。
『令和元年分の申告書作成』をクリックし、『所得税』のタブをクリック。
左記以外の所得がある方の赤い『作成開始』のクリックを奨励します。
青ボタンは分かりやすい入力フォームですが、配当控除の入力ができないので、結局二度手間です。緑はそもそもの質問項目数が多過ぎて面倒です。
生年月日を入力し『次へ』をクリック。
『申告書の様式をイメージした~』はチェックを入れることを奨励します。チェックを入れないと、一覧で出る項目が減らされるので、入力漏れの恐れがあります。また外国税額控除の欄も消えてしまうので、チェックは入れておきましょう。
源泉徴収票を基に給与所得を入力する
ここでやっと入力フォームが出てきました。記事にすると長いですが、慣れればここまで1分とかかりませんww。
(カ)の『給与』をクリック。(オ)に『配当』がありますが、こちらは後回しにします。
年末調整済みの源泉徴収票の入力で『入力する』をクリック。
この欄はとても分かりやすいので、右側に出る記入例を見ながら下に入力を進めていきます。確定申告のフォームは年々分かりやすく親切になっていますね。
下まで入力が終わったら『次へ進む』をクリック。
これで確定申告書に源泉徴収票に記載された項目が全て入力されました。ここまでだと年末調整のみで終わらせた場合と変わらないので、これから入力していく項目が本番となります。
この時点のマハトマの課税所得額・・・3,535,000円
長くなったので今日はここまで!!また明日もよろしくお願いします。