マハトマのあげあげマネーリテラシー

楽しく賢く生きるためのお金の知識(節約や投資など)を紹介します。

家計簿をグラフ化すると違う景色が見えてくる

 こんばんは!!今日まで4連休の方もいらっしゃるのではないでしょうか。ちなみに、私は今日出勤です。

 今日は私の家計簿過去3年分の支出データをグラフ化してみたお話をします。

家計簿をグラフ化する見える景色とは

過去3年間の支出全体をグラフ化した

 最初に、2016年12月~2019年12月までの3年強について、マネーフォワードからデータを引張って月別の支出額総計をグラフにしました。 

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 2017年の8月に飛びぬけて高いピークがあるのが分かるかと思います。これは新車をキャッシュで購入したためです。ちょっとこのグラフだと「2017年8月にお金たくさん使ったなぁ」としかならないですね。

毎月の家計支出を『生活費』と『生活費以外』に分ける

 支出を一緒くたにすると解析できないので、毎月の家計支出を『生活費』と『生活費以外』に分けてみます。

『生活費』とは普段の生活に必要な支出(食費、光熱費など)

  『生活費』とは普段の生活に無くてはならない支出です。例えば、食費(外食含む)、家賃、光熱費、衣類費、自動車の維持費などです。

 『生活費以外』は私の場合だと、交際費、娯楽費、不妊治療費、通院費、ふるさと納税が大きなところでしょうか。

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  『生活費』と『生活費以外』に分けると、『生活費以外』の変動が『生活費』に比べて明らかに大きいことがわかります。このように『生活費』の変動は小さいという特徴があります。

 『生活費以外』については、2017年の5~6月と8月、2018年の4月と10月、2019年の6月に各々ピークがあります。各タイミングでのイベントは次の通り。

  • 2017年5月 同年8月の海外旅行費用
  • 2017年6月 新車購入代金の一時金
  • 2017年8月 新車購入代金
  • 2018年4月 家具購入+同年8月の海外旅行費用
  • 2018年10月 採卵(不妊治療)
  • 2019年6月 採卵(不妊治療)+同年8月の海外旅行費用

 お金かかってますね(笑)。

支出の削減は『生活費以外』からと言われているが・・・

 支出の削減は『生活費以外』から手を入れるのが正しいとされています。でも、私の場合は違うようでした。私の場合、明らかに浪費とわかる行為(ブランド品の買い漁りなど)はしていなかったため、上の高額な『生活費以外』の支出において浪費だと思っていませんでした。むしろ『生活費』の方に無駄があるのではないかと考えたのです。

  では、このグラフの縦軸を拡大してみると下のようになります。『生活費』だけが入るように、ギリギリまで縦軸を拡大しています。さっきまで横線のように見えていた『生活費』の推移が見やすくなりました。

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  2016年12月にいたっては、2人暮らしなのに『生活費』が29万円って、あきらかに使い過ぎだと当時の私でも分かりました。『生活費』が典型的なメタボ家計で、当然このときは赤字家計でした。それから2年以上かけて、『生活費』(消費)の中に隠れた無駄遣い(浪費)を炙り出し、少しずつ削減つまり生活コストのカットをしてきました。

 2019年下半期では、8月を除いて『生活費』は20万円を切っています。今では不妊治療さえなければ余裕で黒字です(大きな買い物をすれば赤字になりますが)。まだまだ無駄があるかと思うので、いかに満足感を下げずに生活コストをカットできるかチャレンジっていったところですね。

 『消費』に隠れた『浪費』の炙り出しについてはこちらの記事を参照ください。

www.mrsmahatoma.com

生活コストのカットのためにしたこととは

 2017年~2019年3年間の『生活費』について、半年毎の平均額を出した表は下の通りです。半年間の平均額にしたのは単に見にくかったためです(笑)。

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 2017年1~6月平均と2019年7~12月平均を比較すると、『生活費』全体は5万円ほど下がっています。内訳では、食費、通信費、保険が大きなところでしょうか。具体的にしたことは次の通り。

  • 食費・・・外食を4~5回/週から0~1回/週へ(2~3万円削減)
  • 食費・・・コンビニ通いを5回/週から1~2回/月へ(1~2万円削減)
  • 通信費・・・携帯代をキャリアから格安SIMへ(0.6万円削減)
  • 保険代・・・積立型生命保険を一部解約(後に全解約)(0.5万円削減)

 変動費であるものの特に外食とコンビニ通いを減らしたのは大きいです。通信費と保険代は最初に手を入れただけで後は放置なので、楽に毎月1万円削減できているということですね。保険については、2020年1月以降はさらに5千円の削減になります。

同じ家計簿でもグラフ化すると色々な景色が見えてくる

 こんな感じで、同じ家計簿でもグラフ化するだけでいろいろな無駄が浮き出てきました。皆さんも試してみてはどうでしょうか。

 今日はここまで!!最後まで読んでいただきありがとうございました。