マハトマのあげあげマネーリテラシー

楽しく賢く生きるためのお金の知識(節約や投資など)を紹介します。

これまで不妊治療にかかったお金を大公開!!

 おはようございます!!

 今日はこれまで私が払った不妊治療の費用を公開します。ついでに、不妊利用にどのくらいお金がかかるのかを簡単に紹介します。不妊治療にどのくらいお金がかかるか知りたい方はぜひ読んでください。

 それではどうぞ!!

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マハトマが不妊治療にかかったお金を公開します

2018年7月~2020年4月で260万円の出費

 私は2018年7月~2020年4月の頭まで不妊治療をしていました。そして、この間不妊治療の病院に支払った費用を計算すると、なんと260.6万円も支払っていました(汗)。

 病院までの交通費はもちろん別途かかりますし、治療内容によっては前泊が必要なこともあるので宿泊費も含めると、不妊治療のためにもっとお金をかけていることになります(恐ろしいので計算しませんがwww)。

実は2014年夏から半年程度不妊治療をしていました

 実はまだ30代に入ってすぐのころに不妊治療は一度経験していました。そのころは諸事情で半年ほどしか治療していなかったのと、治療のステップもあまり進んでいなかったです。費用は正確には覚えていませんが、半年間で20~30万円程度だったと思います。

不妊治療のステップと平均的な費用も紹介

 ここで不妊治療のステップを簡単に説明します。数字が大きいほどステップが進み、ステップ①と②は一般不妊治療、ステップ③と④は高度生殖医療と言います。

 下に書いている治療費は平均的にかかるであろう金額で、体外受精以降はとても高額になります。ちなみにここから出てくる周期というのは生理が始まって次の生理が来るまでの期間のことを指します。

ステップ① タイミング法(数千円~2万円/周期)

 初期検査(夫婦ともに感染症や重度な不妊の原因がないかを調べる)で大きな問題が無かったときに用いられる方法です。ただ、医師の指示する日に性行為をするだけです。

 場合によっては排卵誘発(排卵を促す処置で健康保険適用)をすることもありますが、基本的に医者のすることは少ないので費用は安いです。

ステップ② 人工授精(1~5万円/周期)

 タイミング法を数周期してうまく妊娠しなかった場合や、女性側に問題が無くて男性の精子に軽微な問題がある場合に適用されることが多いです。

 男性の精子を採取し、排卵日(最も妊娠しやすい日)の女性の子宮に(カテーテルで)精子を戻します。こちらは健康保険適用外ですが、やはり医者のすることは少ないのであまり金額は高くありません。

ステップ③ 体外受精(30~60万円/周期)

 体外受精からは急に高額になります。人工授精を繰り返しても(4~6回以上)妊娠しない場合や、女性が35歳以上の場合は医師から勧められることが多いです。経済的負担も肉体的負担も人工授精までの比でなく大きくなります。

 女性の卵巣に針を刺して卵子を取り出し、シャーレ上で精子をふりかける方法です。この卵巣に針を刺して卵子を取り出す『採卵』が不妊治療で最も高額になり、かつ肉体的な苦痛も大きい工程だと思います。私は採卵を2回経験しましたが、採卵1回あたり50万円弱(採卵日当日でけで)支払いました。

 採卵の前に卵巣で卵子を育てるために、注射を頻繁に(私は2日に1回)打ちます。もちろんその注射代もかかるし、保険も適用されません。

ステップ④ 顕微授精(40~80万円/周期)

  体外受精と同じタイミングでする人が多いと思います。体外受精で紹介した『採卵』の後、体外受精と違って、顕微鏡を見ながら1個の卵子に1匹の精子を注入する方法です。体外受精より1手間増えているのでその分金額も少し高いです。

 私たちは治療を進める中で、顕微授精でなければ妊娠できないことが分かったので、それ以降は顕微授精のみをするようになりました。

不妊かも?と思ったら早めの受診を!

 私たち夫婦は上で書いたステップを全て踏んで治療しました。実施した回数は下の通りです。

  • タイミング法 2~3回
  • 人工授精   5回
  • 体外受精   1回
  • 顕微授精   2回

 不妊治療というのは上記のような直接的な治療とは別に、ステップを進むごとに多くの検査があり、その検査でも多額のお金がかかります(ほとんどの検査で保険適用外)。それでも人工授精までであれば、治療自体も検査自体もそこまで高額ではなく、肉体的苦痛もあまり大きくないので、不妊治療の入り口として早めに受診してみることをお勧めします

 また、不妊治療は男女とも高齢になればなるほど妊娠率が下がり、治療費も高くなる傾向にあります。もし子どもを望んでいて不妊かも?と悩んでいる人は早めに受診してみてはどうでしょうか

不妊治療はゴールの設定が重要

 不妊治療は本当に泥沼化しやすいです。不妊治療は費用が高額で、体外受精以降(特に採卵)を繰り返すと体がボロボロになります。高額な費用をかけて体を痛めつけて、かつ成果(妊娠・出産)がないとう状態だとやめるにやめられない状況に陥りがちだからです。

 泥沼に陥らないためには、妊娠・出産以外のゴールも考えておく必要があります。例えば、何歳になったらやめるとか、体外受精は2回までとかです。

 私たちの場合は、私が40歳になるか、今回無事出産できたら不妊治療は終わりにします(年齢的に2人以上は難しい)。もし今回も流産してしまった場合、凍結保存している胚盤胞(受精卵が成長したもの)2個を子宮に戻し終わったらそれ以降の不妊治療はしないつもりです。

 今日も最後まで読んでいただき、ありがとうございました。