こんばんは!!今日は初心者の方向けに、良い(金融機関があまり売りたがらない)投資信託の選び方を紹介します。
良い投資信託の雄、ニッセイ-<購入・換金手数料なし>ニッセイ外国株式インデックスファンド(以下ニッセイ外国株式)のデータをSBI証券から引用していきます。
- ポイント① インデックスファンドであること
- ポイント② 自分が投資したい資産に投資しているファンドであること
- ポイント③ 買付手数料・信託財産留保額はゼロ、かつ信託報酬は0.3%未満なこと
- ポイント④ 分配金を出していないこと
- ポイント⑤ 基準価額を長期で見たときに右肩上がりであること
- ポイント⑥ ファンドへの資金流入が続いていること
- ポイント⑦ 償還日(運用終了日)は無期限であること
- チェックポイントを全てパスするファンドは超優良
ポイント① インデックスファンドであること
投資信託にはインデックスファンドとアクティブファンドがあります。
インデックスファンドはとある指数(日経平均など)に連動するように運用していて、信託報酬などの手数料が安いのが特徴です。ニッセイ外国株式はMSCIコクサイインデックスに連動するインデックスファンドです。
アクティブファンドはファンドマネージャーがどの銘柄を組み込むかを選定しています。ファンドマネージャー分の人件費や調査費がかかるため手数料は高めです(0.8%~)。
アクティブファンドはその手数料の高さ故、ほとんどがインデックスファンドの収益に勝てないと言われています。私個人的にはインデックスファンドに投資すれば十分だと考えています。
ポイント② 自分が投資したい資産に投資しているファンドであること
ニッセイ外国株式はMSCIコクサイに連動することがわかりましたが、目論見書の国・地域別組み入れ比率と業種別比率を見ます。68%がアメリカで、残りは欧米諸国ばかりなのがわかります。
組み入れ上位10位までの銘柄も見ると。マイクロソフトを始め知らない会社は1社も無い(笑)。十分に投資対象に値します。
インデックスについては、こちらの記事を参照してください。
ここから本来はアセットアロケーション(資産配分)を作ってどの地域にいくら投資していて、期待リターンとリスクはどのくらいでと考えなければいけないのですが、それは後日別の記事にします。
ポイント③ 買付手数料・信託財産留保額はゼロ、かつ信託報酬は0.3%未満なこと
買付手数料と信託財産留保額(解約手数料と同意)はゼロでなければ話になりません。信託報酬だけは毎年かかってくる保有コストです。例えば100万円投資していて、信託報酬が1%だったら毎年手数料で1万円引かれることになるため、安いほどパフォーマンスは高くなります。私は信託報酬0.3%未満のファンドを選べばまずハズレは引かないと考えています。ニッセイ外国株式の信託報酬は0.10989%と格安です。
ポイント④ 分配金を出していないこと
投資信託の分配金は特別分配金(ファンド内の資産を切り崩して出す分配金)であることが多いので、分配金を出さないことも必要要件です。ニッセイ外国株式は設定以来6年以上、一度も分配金を出していません。
ポイント⑤ 基準価額を長期で見たときに右肩上がりであること
投資信託設定時の基準価額は10,000円と決まっています。今現在の基準価額は、10,000円から長期で(できれば10年くらい)上昇傾向にあるか否かが重要です。
うまく運用できていれば、設定来からの基準価額は右肩上がりになっています(常時ではないので注意)。逆に右肩下がりになっていたり、上がり下がりを繰り返しているファンドは運用がうまくいっていないことが多く、手出しは無用です。
ニッセイ外国株式は設定からの6年間で基準価額を8,000円も上げています。
ポイント⑥ ファンドへの資金流入が続いていること
ファンドへの資金流入が続いていると、純資産額が順調に増えて運用が容易になったり、場合によっては信託報酬を引き下げてくれることもあります。逆に資金の流出が流入より多いファンドだと、キャッシュフローが悪化して運用が難しくなったり、最悪の場合は繰上償還(償還日を待たずに払戻される)される恐れもあります。あまりに資金流出ばかり(昔に設定されたぼったくり商品からの流出も多い)のファンドへは手出し無用です。
ニッセイ外国株式は過去4年間、常時資金流入の方が多いです。
ポイント⑦ 償還日(運用終了日)は無期限であること
償還日(運用が終了する日)もちゃんと確認してください。端っこにシレっと書かれているので要注意です。最近は無期限のファンドも増えましたが、償還日を迎えるとこちらの希望とは関係なく払戻されてしまいます。無期限のファンドを選ぶのが無難です。
チェックポイントを全てパスするファンドは超優良
改めてニッセイ外国株式は良い投資信託だなと思いました。上の7つのチェックポイントを全てクリアするファンドは超優良なので、自信を持って買い付けてみてください。ただし、あくまで投資は自己責任でお願いします。
本日はここまで!!ありがとうございました。