マハトマのあげあげマネーリテラシー

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Fund of the year 2020の結果について感想を語る

 こんばんは!

 1月16日(土)に『投信ブロガーが選ぶ!Fund of the year 2019』が発表されましたので、その結果を見た私の感想を記事にします。

 外部リンク・・・投信ブロガーが選ぶ! Fund of the Year 2020

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Fund of the year 2020が発表されました!

Fund of the year 2020とは?

 投資信託に関するブログを書いているブロガー(投信ブロガー)たちの投票により、本当に良い投資信託のランキングを作成したものです。

 証券会社の投資信託売り上げランキングは、ほぼほぼ証券会社側が売りたいぼったくり商品が混ざっています。Fund of the yearは、営利目的でないブロガーたちによるランキングのため、かなり信用できるものだと思います。

 ちなみに、この記事は去年も書いていまして、2020年分は私も投票したいと思っていたのですが、出産のためそれどころではありませんでした(*´ω`*)

去年の感想を書いた記事はこちらに貼っておきます。

www.mrsmahatoma.com

投票結果

  ここからFund of the year2020の結果を1~10位まで貼り付けます。公式サイトで1位~20位の結果と投票したブロガーたちのコメントが掲載されているので、興味があったら覗いてみてください。

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 ランキングを覗いていくと、2020年2月現在のおススメ投資信託9選から、6本がベスト10にランクインしています!ベスト20までにあと2本、圏外に1本ですね。それだけ有名ファンド揃いのランキングだということです。やはり、他のどの証券会社のものより納得できるランキングだと思います。

www.mrsmahatoma.com

 以下、各ベスト10にランキングしたファンド各々に対する感想です。カウントダウン形式でお送りします(以下、純資産額や基準価額は2021年2月7日現在のもの)。Fund of the year 2019と比較して、順位は変わっているもののコレという新しいファンドは設定されていなく、代わり映えしないランキングだなというのが率直な感想です。

10位 農林中金<パートナーズ>長期厳選投資 おおぶね

 昨年12位からランクアップ、米国株のアクティブファンドです。2017年の設定以来、基準価額は順調に伸びており、信託報酬は0.99%とアクティブファンドの割には良心的です。ただ、設定から3年以上経っているのに純資産額が75億円弱と順調に資金が集まっているとは言い難く、投資するにしてもサブとしてですね。

9位 eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)

 昨年2位からランクダウン、私がつみたてNISAで2019年から積み立てているファンドです。2位の<購入・換金手数料なし>ニッセイ外国株式インデックスファンドを超えてインデックスファンドで最大の純資産額を誇ります。

 世界の覇権国家である米国株式に分散投資できて、信託報酬(0.0968%)も安く、純資産額は2731億円と1年間で2000億円以上も伸びている(驚異的!)米国に投資したい人には間違いないファンドです。

8位 eMAXIS Slim 全世界株式(除く日本)

 昨年13位からランクアップ、2連覇を達成したeMAXIS Slim全世界株式(オールカントリー)から日本株を除いた商品です。インデックスも信託報酬(0.1144%)も一緒です。

 日本株は個別株で保有しており、アセットアロケーションの日本株比率を上げたくない人が保有しているようです。

 こちらもすごく良いファンドです。除く日本の方が2018年3月とオールカントリーより設定が早いのですが、純資産額は425億円とオールカントリーの半分以下です(それでも十分な金額ですが)。オールカントリーとどちらにするか悩んだらオールカントリーに投資したほうが無難ではあります。

7位 eMAXIS  Slim  先進国株式インデックス

 昨年3位からランクダウン、2位のニッセイ外国株式インデックスファンド(以下ニッセイ外国株)のライバルとして2017年2月に彗星のように(笑)現れたファンドです。

 純資産額は1641億円と十分にあり、信託報酬は0.1023%と文句なしに低くおススメです。ニッセイ外国株との購入に迷ったらどちらも大きく変わりません。

6位 eMAXIS Slim  バランス(8資産均等型) 

 昨年5位からランクダウン、2021年2月現在、昨年と同様バランスファンドに投資するなら信託報酬最安(0.154%)のこれ一択です。純資産額も779億円と順調に集金しています。

 ただ、難点を上げるとすると、日本(株式+債券+リート)への投資比率が37.5%もあります。これを高いと見るかどうかです。

5位 ひふみ投信

 昨年14位から大きくランクアップ、数年前にガイアの夜明けで紹介されていましたね。主に日本株(最近では米国株も含む)で運用しているアクティブファンドです。信託報酬は1.078%とアクティブファンドとしては良心的だし、純資産額は4612億円(ひふみプラス)と大きいです。ただ、直近1年は資金の流出が激しく売却している人が多いようですね。私個人的にはアクティブファンドに投資する場合はサブとして少額ですね。

4位 セゾン・バンガード・グローバルバランスファンド

 昨年7位よりランクアップ、今となっては割高な信託報酬0.61%ですが、設定された当時は国内にまともな投資信託がなかったのです。このファンドと世界経済インデックスファンド(2009年設定)は古参バランス型投資信託の良心です。今から投資を始める人が買い付ける必要はないと思います。

3位 バンガード・トータル・ワールド・ストックETF(VT)

 昨年9位から大きくランクアップ、世界中の株式にETF1つで投資できてしまい、しかも経費率(信託報酬)は0.08%と格安で、私的には究極の分散投資商品の元祖です。ただ、やはり米国ETFなので米ドルで買い付けなければならなかったりと投資初心者へのハードルはとても高いです。それでも3位のランキングは素晴らしいです。

2位 <購入・換金手数料なし>ニッセイ外国株式インデックスファンド

 昨年4位からランクアップ、イデックスファンドで最大クラスの規模(純資産額2380億円)を誇ります。投資先は日本を除いた先進国ですが、実は米国株に65%以上投資していることを忘れてはならないです。

 ライバルは7位にランクインしたeMAXIS Slim先進国株式(以下Slim先進国株)です。どちらを買い付けるか迷ったとしても大して変わりません。 

1位 eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)

 見事2連覇達成ですね!!私が投資初心者の方に1本だけ勧めるのであればこのファンドです。

 やはり1本だけで世界中の株式に投資できる信託報酬最安値(0.1144%)、純資産額も十分(1005億円)の投資信託。これだけで勧めない理由はないです(笑)世界株式は伸び続けると考えられるので、迷ったらこれにしていれば良いと思います

Fund of the year 2021こそ投票したい!!

 Fund of the year 2020に投票する気満々だった私ですが、2021年こそ投票したいと思っています!!

 私がFund of the year 2020に投票したか後付けですが考えてみました。

  • eMAXIS Slim全世界株式(オールカントリー)・・・3ポイント
  • eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)・・・1ポイント
  • eMAXIS Slimsバランス(8資産均等型)・・・1ポイント

 を入れたと思います。全世界株式(オールカントリー)は上述した通り、米国株式(S&P500)は自分が買付けているから、バランス(8資産均等型)は1本だけで資産比率はともかく株と債券とリートに投資できるという理由です。あ、結果を見て決めているわけじゃないですからねww。

 今日も最後まで読んでいただき、ありがとうございました。