おはようございます!!最近書きたいことが多過ぎて、スピードが追い付かないのが悩みのマハトマです。ブログを書くのってやっぱり楽しいですよね!(^^)!
今日は投資信託買い付け時に初心者が陥りやすいミスについて書いていきます。
- ミス① 銀行や証券会社の窓口に出向く
- ミス② 金融機関のおススメ商品を何も考えずに買い付ける
- ミス③ 銀行や保険会社から買い付ける
- ミス④ 投資信託の売り上げランキングを鵜呑みにする
- ミス⑤ 高手数料の商品を購入する
- ミス⑥ 毎月分配型投資信託を購入する
- ミス⑦ 買い付けた後に全く振り返らない
- 結論:良い商品を買い付けるためにはゴミファンドを見分ける力を養おう
ミス① 銀行や証券会社の窓口に出向く
先日の記事に書いた通り、窓口で売られている商品は手数料の塊で、投資の皮を被ったゴミ商品ばかりです。そもそも、窓口にノコノコ出向く時点で、「私は無知です」と言っているようなものです。無知な人間を言葉巧みにゴミ商品を買わせるのは容易く、金融機関側から見るとねぎを背負ったカモとしか思われていません。
ネット証券からの購入が正解
投資信託(に限らず投資商品)を買うときはネット証券(SBI証券または楽天証券)から購入しましょう。窓口の人におススメ商品を教えてもらうのではなく、自分の目で投資価値のある商品を見極めるのが大事です。
ミス② 金融機関のおススメ商品を何も考えずに買い付ける
ミス①にも書きましたが、銀行や証券会社の窓口で勧められる商品は、もれなく金融機関側の儲けになる手数料が高いだけのゴミ商品です。
そもそも窓口に近づかないのが正解
実は、私も2017年の夏に証券会社の窓口で投資商品を勧められたのですが、購入手数料3.5%、信託報酬2.5%(詳細は忘れましたwww)の手数料が高いゴミ商品でした。投資の年間リターンは5~7%出ればかなり優秀です。窓口で勧められた商品をそのまま買っていたら、購入1年目のリターンは全て手数料(3.5 + 2.5 = 6%)で吹っ飛んでしまうところでした。危ない危ない(笑)。
ミス③ 銀行や保険会社から買い付ける
最近は、投資信託を証券会社からだけでなく、銀行や保険会社からも購入できるようになりました。でも、いざ投資信託を買おうとしても欲しい商品を置いていなくてガッカリすることがあると思います。特に銀行や保険会社は投資信託の品揃えが薄く、最近増えてきた手数料の安い、投資家にとって良い商品を置いていないことが多いです。
投資信託(株や債券も)は証券会社から購入するのが正解
投資信託を購入するなら、やはり証券会社をお勧めします。品揃えが違うんですよね。SBI証券も楽天証券も取り扱い投資信託本数が約2700本あります。この2社であれば、買い付けたい投資信託が無いなんてことはほとんど無いはずです。
ミス④ 投資信託の売り上げランキングを鵜呑みにする
物を買うときにランキングを参考にすることが良くあると思います。ただ、投資の世界ではランキングを鵜呑みにすると痛い目に遭います。楽天証券の投資信託の週間買い付けランキングを引用します。
楽天証券はネットで投資信託を購入できる層が多いのですが、それでも地雷商品がランキングに紛れ込んでいるため、ランキングの鵜呑みは厳禁です。地雷商品はどれでしょうか?答えは7、8、10位の商品です(これがわかる方はもう投資初心者ではありません)。
ランキングは参考程度に留めるのが正解
ランキングはあくまでどの商品が売れているか参考にする程度に留めます。どの商品に投資するのかは自分の頭で考えて決めるようにしましょう。良い商品を見極めるためにはこのブログを読んで(僭越ながら)勉強してください。
ミス⑤ 高手数料の商品を購入する
楽天証券のランキング10位のブラジル株式ツインαファンドについて見ていきましょう。こちらも楽天証券から引用しています。
ファンドの管理費用(含む信託報酬)は1.813%で、買付手数料は最大4.32%(販売証券会社によって異なる)になります。はっきり言って手数料高すぎです!!
買付手数料ゼロ、信託報酬0.3%未満の投資信託を選ぶのが正解
買付手数料(購入手数料とも言う)があると、投資信託(ファンド)を買った瞬間にマイナスからスタートです。また信託報酬について、ファンドの基準価額(株価のようなイメージ)は毎日信託報酬分を差し引いて計算されます。つまり、信託報酬が高いとその分確実にリターンを引き下げてしまうことを意味します。
投資対象となり得るのは買付手数料はゼロのファンドのみです。また私の知る限り、信託報酬について1%を超えるものはほぼ100%がぼったくりのゴミ商品であり、良い投資信託は0.3%未満に集中しています。信託報酬0.3~1%の間に良い(高いリターンを出し続けている)ファンドもあることはありますが、最初は手を付けなくても良いと思います。
ミス⑥ 毎月分配型投資信託を購入する
またまた楽天証券よりブラジル株式ツインαファンドを引用させてもらいます。こちらはみんな大好き毎月分配金が出るファンドです。この分配金をお小遣いだと思っている方がとても多い(偉そうなことを書いている私もそうでしたww)!!ここではなぜ毎月分配型投資信託をがダメなのかを書いていきます。
そもそも信託報酬が高いためリターンが低い
ブラジル株式ツインαファンドのチャートを見てください。このファンドは信託報酬が高いため、基準価額がどんどん下がっています。それは、基準価額は信託報酬を差し引て毎日計算されるためです。青線(基準価額)がドンドン下がっているのは分配金を出しているため(なぜかは後述)ですが、オレンジ線(分配金を出さなかったときの基準価額とほぼ同じ)も横ばいです。基準価額は運用がうまくいっていると本来右上がりになるものです。基準価額が横ばいもしくは右肩下がりだと利益を出せていないと判断します。
投資元本を切り崩して分配金を出している(特別分配金)
毎月分配型投資信託の最もダメなところはここです。分配金は本来ファンド運用の利益の中から出す(普通分配金)ものです。ですが、毎月分配型投資信託は純資産(投資家から集めたお金)を一部売却し、分配金を工面しているものがほとんどです。これが悪名高い特別分配金です。特別分配金を毎月出しているせいで、基準価額がドンドン下がっているのです。
特別分配金は自分がファンドに投資したお金から手数料が差し引かれて戻ってきているのと同じなんです。そんなの嬉しいですか?だったら預金していたほうがマシです。特別分配金により商品内容が分かりにくくなり、騙される投資初心者が続出するのです。そもそも騙すためにわざと分かりにくくしているのでしょうか?
毎月分配型投資信託は絶対に買ってはダメ
毎月分配型投資信託を買い付けているうちは、搾取られる側から抜け出せないことを覚えておいてください。こんなファンドを保有している人は、損していても利益を出していてもサッサと売却することをお勧めします。
ミス⑦ 買い付けた後に全く振り返らない
これは絶対にダメです。よく人(証券会社や銀行の窓口)に勧められた商品を何も考えずに買っただけで放置している人がいます。もしその商品が投資の皮を被ったゴミだったらどうするのでしょう?何年も放置した後に基準価額がダダ下がっていて、ファンドの価値がほぼゼロになっていたりしたら笑えないです。
買い付けた後にしっかり反省するのが正解
勧めてくれた人全てを疑えとは言いませんが、なぜ(Why)そのファンド(What)を、そのタイミング(When)で購入したのかを良く反省しましょう。よく考えることで次の投資行動に今回の経験が生かされます。そもそも反省をしっかりすれば、金融機関に勧められた商品を考えもせずに購入することは無いとおもいますが。
結論:良い商品を買い付けるためにはゴミファンドを見分ける力を養おう
良い商品を買い付けるためには、良いファンドを探し出す前に、ぼったくりのゴミ商品を掴まされないことが大事です。それだけ日本の投資信託はゴミだらけなんです。楽しく賢く生きるために一緒に勉強していきましょう。
今日はここまで!!ありがとうございました。